ケツだけがデカい街

ブログ…というより文字を打つなんてことは前略か報告書以外したことの無い人間だが、もうすぐ人生も節目を迎えるこの歳に恥を捨てて書いてみることにする。

 

第一回目はこの私、『キヨ』の成り立ちについて書いていきたいと思う。

 

─beginning the Kiyo─

今となっては『キヨケツ』『キヨケツライト』『デカケツ』呼ばわりされているこのHNだが、意識して使い始めたのは私が小5のときに出会った【キノの旅】に出てくる主人公の『キノ』に憧れてからだ。

当時同じクラスに『木下くん』という男の子がいてみんなからは『キノ』と呼ばれていた。

私はキノの旅を読んでからは『キノ』と呼ばれている木下くんに憧れとも嫉妬とも殺意ともとれる感情を抱き始めていた。

私も『キノ』と呼ばれたい……。なんであのクソアホサッカー野郎が『キノ』で俺が『キノ』じゃないんだ…。

それは悶々とした日々だった。

 

そしてある日友達と遊んでいたあつまれメイドインワリオの名前入力で画面突如閃く。

「『キノ』がいいけどキャラクター名を使うのは少し恥ずかしい… (当時はクラウドか自分の名前かニックネームがプレイヤーネームの主流だった) ん、待てよ…俺の名前も『キ+母音(お)』から始まる!」

それはまさに青天の霹靂。

木下の野郎は苗字だが俺は名前……今日から俺はこれで生きていく。

 

その日から私は『キヨ』になった。